1994年に黒夢のフロントマンとしてデビューし、社会や音楽界への批判をむき出しの言葉を歌いカリスマ的人気を得た清春。現在51歳を迎えたが、今年3月20日にフジテレビ系『ダウンタウンなう』へ突如出演。若き日のイメージを一新する激甘パパぶりを明かし、驚きとともに、その変貌がまたカッコイイとSNSで声が寄せられた。放送直後の清春に話を聞くと、柔らかい物腰で淡々と語りつつも、ロックを体現してきた誇りと大衆に媚びない姿勢は今も貫かれていた。
――昨年の『ダウンタウンDX』に続いての『ダウンタウンなう』出演。最近バラエティー番組へ出演されているのはなぜですか?
【清春】25周年だしテレビでも出ますかね、みたいな話で。歌番組で歌うのは苦手だけど、バラエティー番組なら出たいかなぁと。そんなにうまく喋れないんですけどね(笑)。
とんねるず、ダウンタウンの番組とか、僕バラエティーには大昔から出てるんですよ。昔は『スーパージョッキー』にも出てました(笑)。
歌番組に出てないからテレビに出ていない印象があるんだと思うけど。テレビってある程度、市民権を得ないと出られませんよね。フェスとかで人気あったとしても、顔が知られていなければ出られない。その意味でも、まだ自分がやれるのであればやりたいなと。
僕のファンの人たちもテレビ世代ですし。あくまで、ミュージシャンとしてのイメージが壊れない番組内容であれば、ですけど。“バラエティーの人”になっちゃうのはイヤなので。
あと、テレビというメジャーな場所にたまに出ることで、若い子たちにフェスで見てる人だけがロックじゃないですよ、ということをお知らせしとかないとというのもあります。「こんな種類もいるんだよ」っていう。
――『ダウンタウンなう』でのトークに、SNSでは「カッコイイ」というコメントが多数あがりました。これまで常に「カッコよくないとイヤ」と発言されてきましたが、デビューした20代から50歳を過ぎた今、“カッコイイ”の概念は変化していますか?
【清春】年齢にマッチしてないとイヤだなって思いますね。例えばファッションだと、鋲(びょう)がいっぱい付いた服装が似合う年齢と排除していく年齢がある。歳を重ねるにしたがって、尖っていることを表に出さなくても根底に持ってればいいやって変化していく。
音楽も同じです。僕らの大先輩でまだ現役でやっている人からすると、僕のやってきた音楽って全然わかんないと思うし、逆に僕からすると、自分より若い子たちの音楽はわからない。けど、彼らの音楽を理解しようとするのがすごく無駄な気がするようになったんです。
別に、50代のミュージシャンが20代のミュージシャンと同じような音を鳴らしてなきゃいけないことはないし、若い人に媚びて、旬のものに共通項を見出した音楽を作りたいとも思わない。
それよりも、今しかできない、今の年代だからできることのほうが、この年齢までやってきた意味になる。今は自分が音楽から退いたときに自分のアルバムを自分でずっと聴いていられるくらいのクオリティーなのか、好きでいられるのか、そういった方に意識が向くようになっています。昔これやってたんだって言うんじゃなくて、他者のアルバムのように、自分自身が本当に愛聴できるものが作れたら、ファンためにもやってきたけど、自分のためにもやってたってことになれる気がします。
中略
――ところで、清春さんは“音楽を通じて社会に異を唱える”その象徴のような存在だったと思いますが、今の日本の音楽シーンではそういった“プロテストソング”がめっきり減ったと感じます。
【清春】ハードすぎることを歌うのを、つい怖いと思ってしまうミュージシャンはいつの時代も多いですよね。風刺のあるものをやってる人もいるけど、あくまでルールを守ったうえでの風刺だし、ファンに叩かれるとか、人気が落ちるのが怖いからやめときます、みたいな子は僕の周りにもいる。でも本来は何かにぶつかって、壊して、新しいものを作って、転がっていくのがロックンロール。でも、そういえばロックンロールっていう言葉自体、最近あまり聞かないですもんね。
多数派でなくてもリアルなことを歌うのがロックで、そういうサブカルチャーっぽい人がメインストリームに出てくるからこそ面白くなる。僕もデビュー当時、オリコンチャートで1位を獲りたかったけど、音楽として売れるものを作って1位になるのではなく、歪んでて、尖がっているのにトップを勝ち獲ることこそがカッコイイと思ってた。チャートに出てくるポップなアーティストたちと闘いたかったんですよ。
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引用元: ・【音楽】 清春「若い人に媚びて、旬のものに共通項を見出した音楽を作りたいとも思わない」丸くなっても媚びない50代の気概
本当に馬鹿だよな
同郷の岐阜県多治見市出身として一言言わせてもらう!
作らないじゃなくて作れない
強がりがみっともないよ
どうせ若いやつはお前の音楽なんか聞かない
後期黒夢~Sads辺りのストレートな音
事務所が電通とズブズブだからしつこいし
ドリカムやB’zでも若者には刺さらなくなったし、
桜井が50歳になったミスチルも若い人には刺さらなくなる。