【特撮】松田悟志「優しさ見せろよ」　闘病少年めぐる仮面ライダー騒動に　少年母から謝罪文明かす

「仮面ライダー龍騎」で秋山蓮（仮面ライダーナイト）を演じた俳優松田悟志（45）が1日、自身のX（旧ツイッター）を更新し、余命1カ月の少年めぐる仮面ライダーたちの行動をめぐって賛否の声が飛びかう状況に、協力を呼びかけていた少年の母親から「長大な謝罪文」を受けたと明かした。

松田はこの日朝、「昨日、今回のことで僕ら俳優が誹謗中傷を受けていることに対してツイ主さんから長大な謝罪文をいただきました」と書き出して報告。「息子さんのことで本当に大変な状況の今、させることですか？」と続けた。

批判的な意見に対し「今回の件で中傷的なポストを繰り返してる方に今一度問いたいのは「『自分が当事者だったら』と考えたことはありますか」ということです」とし、「優しさ見せろよ」と求めた。

インターネット上での荒れたやりとりに「同じ人間で同じ時代にこんなに近くで生まれて、困ってる、ほんとに苦しんでる時に相手の身の上を自分ごとにできないなんてほんとに寂しいし情けないこと」とし、そこに「今こそ思い至ってほしい」。

「中傷したことを謝らなくていいから新しいポストを打ち込む指をとめてください。それだけで救われる親子がいます。今その指をとめるだけでいい」と、今後の行動へ一考を望んだ。

さらに「誰かの身に起こってることはたまたま誰かの身に起こってることであって、あなたが特別だからあなたに起こらなかったことではありません。そこの勘違いを一旦横に置いてその指をとめてください」とも続け、繰り返した。

また「SNSの使い方は人それぞれであるべきですが、それは『人を傷つけなければ』という前提に立っていないと流れがおかしくなってしまいます」と指摘。

「自分が健全に生きていくためにどうしても誰かを傷つけたい」のならば、それは「『不特定な誰か』ではなくて『よく知ってる人』に『対面で』お願いします。それができないのなら不特定な他者に向けた中傷をSNSに書き込むなんてダサいことは今すぐやめて、かっこよくいてください」

不特定多数を相手にする世界であることへの理解、認識も求めた。

その上で、松田は「俺もそうなれるように努力します。今ここで一緒に頑張りましょう。今日から少し、優しくなりましょうよ」と、自身にも問いかけるように書き込み。

「早朝からの長文失礼しました。硬質な言葉で嫌な気持ちにさせてしまった方には本当に申し訳なく思っています」とし、「どうか、よい休日を　みなさんの今日が、素敵なものとなりますように」と締めた。

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202406010000571.html

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