この“ファミカセ”を、さまざまな角度で切り取り、ピックアップ。第5回のテーマは「めちゃくちゃ強かった敵~RPG編~」
“ファミコンだから”で許される、ゲームバランスが崩れたRPGも
RPG(ロールプレイングゲーム)において、敵は物語を進行を妨げる邪魔な存在。なかにはボス以外にも、
厄介な存在として多くの人の記憶に残る敵も数多くいる。
「今のRPGの敵はものすごくちゃんとしていますよね。主人公のレベルに応じたある種“ちょうどいい”敵がちゃんと出てくる。
ホント、よくできてると思います。今と比較するわけではないですが、ファミコンはそうでないものもたくさんある。
理不尽だったり、ちゃんとロケーションテストやったのかなと思うほど、ゲームバランスが崩れていたり。
■ドラゴンクエスト(1986年/エニックス)「りゅうおう」
すべてのRPGの源流ともいえる『ドラクエ』のラスボスです。画面からはみ出るくらい迫力に圧倒された記憶があります。
レベルを高めていけば、問題なく倒せると思うんですけど、当時は「とにかく早く倒したい」という気持ちが勝っていて、何回もやられましたね。
強さはもちろんなんですけど、なにより『ドラクエI』にはHPを全快にする「ベホマ」がないんです。最高でも「ベホイミ」。
りゅうおうの攻撃力が高いので、大ダメージを喰らっても回復が間に合わないし、
MP回復アイテムがないから、あっという間にMPがなくなってしまう。絶えず、殺されそうという緊張感がありました。
余談ですが、変身前のりゅうおうが勇者に「世界の半分をやろうか」と聞いてくるんです。
それを真に受けて「はい」を選ぶと、レベル1からスタートになってしまう。「勇者は悪に心を売ってはいけない」ということを学びました。
■ドラゴンクエストII 悪霊の神々(1987年/エニックス)「デビルロード」
『ドラクエ』からボスではないんですが、もう1体選びました。実は、ファミコン版『ドラクエII』はシリーズの中で一番きついと言われています。
というのも、強さのバランスが崩れている部分があって、「ロンダルキア」に通じる洞窟や、その周辺地域の敵の強さが異常です。
そのロンダルキア周辺にでるのが、デビルロード。何がやばいって、自分の命と引き換えに相手を即死させる呪文「メガンテ」を使うんです。
『ドラクエII』でメガンテは、相手を100%死へ導く呪文。メガンテを唱えられると、設定のミスなのか、
先に画面が赤くなる→メガンテを唱える→死ぬとなるんです。画面が赤くなった瞬間、すべてを悟るわけです。
いくらレベル高くても一発で死。世の子どもたちは、この呪文で社会の理不尽さを知ったはずです。
デビルロードが出てきたら、メガンテを使われないことを祈るだけ。運ですよね。
ちなみにロンダルキア周辺には、一発KO系(死なないケースもある)の「ザラキ」を使う敵も出てくるので、とにかく恐怖でしたね。
■ファイナルファンタジーII(1988年/スクウェア)「くろきし」
オープニングでいきなり戦うんですが、ストーリーを進めるために「必ずやられなければならない敵」として登場します。
「ストーリーの展開上やられなければいけない」という敵は、『FFII』の「くろきし」あたりから出てきて、これ以降、
そういう物語がRPGに組み込まれることもたびたびありましたが、当時としては、斬新でしたね。
くろきしとのバトルは、実力差が歴然としているので、特に悔しくもなかったですね。
「これ無理。死ぬしかないでしょ」って思ってたらストーリーが展開していった。
そもそもRPGのシステムには子どもながらに疑問を感じていました。例えば主人公あるいはそのパーティーは1人もしくは多くても4人で、
何百、何千ものモンスターと立ち向かって、勝っていく。そこは子どもながらに疑問を感じていました。
そういう意味で、「絶対負けない」を崩したのはすごくいいことだったと思います。ファンタジーのなかに、
「負け」という現実を盛り込み、プレイヤ―を奮起させる画期的なシステムだったと思います。
ちなみに、くろきしは、ゲーム終盤に雑魚キャラとして出てきます。主人公たちのレベルや装備のグレードが上がって倒せるようになる。
そういうところで、主人公の成長が見えるのもいいですよね。
引用元: ・【ゲーム】ファミコン芸人フジタが選ぶ「めちゃくちゃ強かった敵 RPG編」6選 [アブナイおっさん★]
レベル1からスタートだったっけ?
そんな鬼畜だった?
いや、画面フリーズで強制終了。
何の説明もなく、フィールドに落とされて始まるんですけど、歩いていると敵が出るんです。最初は5種類くらいいるんですけど、
そのなかの1体が「ふっかつしゃ」です。
普通RPGって、主人公たちのレベルに応じたそれなりの敵が出てくるじゃないですか?ところがこのふっかつしゃは、
ゲーム終盤に出てくる敵のレベルなんです。ゲーム始めたばかりでそんな敵に出会うんですよ。悔しさ通り越して、意味が分からない。
こいつらが出たら100%死なので、出会わないことを祈るしかない。つまり運です。出会ったら絶望ですね。
これも含めて、このゲームは全体的にバランスが崩れていて、大雑把な作りなんです。とにかく難解な、“クソゲー”でしたね。
■ファミコンジャンプ 英雄列伝(1989年/バンダイ)「ジノ・ヘルナンデス」
最後の戦いで10何人連続で戦うんですけど、その中盤で出てくる1人。「キャプテン翼」に出てくる中高生のゴールキーパーです。
このヘルナンデス君、すごいんですよ。とにかく攻撃をはじいてダメージを喰らわな
『北斗の拳』のケンシロウや、『聖闘士星矢』の星矢が必殺技を繰り出しても全然効かない。
『シティーハンター』の冴羽リョウ(※リョウは漢字)が銃を打ってもダメ。
ゴールキーパーで、鉄壁の守りが自慢という設定にしたかったんでしょうけど、現実にしたらあり得ないことが起きています。
「ファミコンジャンプ」ってゲームの特性上しかたのないことなのかもしれませんが、決してバランスがいいとは思えません。
普通に考えて、中高生のゴールキーパーに対し、武術の達人や、銃の達人が出てくれば勝てると思うじゃないですか。
ところが、そうじゃない。相性のいいキャラがいて、それをこちらが出せばなんてことなく勝てるんですけど、その相性が何なのかがわからない。
とにかく総当たりして、敵と相性のいいキャラを見つけていくしかないんです。『ジャンプ』を読んでいてもその相性はわかりませんから…。
■MOTHER(1989年/任天堂)「ギーグ」
ラスボスのギーグなんですが、この戦いは通常の戦いでは勝てないんです。というのも、このギーグは、「歌を歌って倒す」というもの。
それには理由があって、そもそも主人公の曽祖父母が宇宙人にさらわれたんですね。
そのさらわれた先で曾祖母が子守をしていたのが、ラスボスの子どものころなんです。その時にその曾祖母は子守唄をうたっていた。
各地に散らばったそのメロディを集めて、その歌を主人公が覚えて、ラスボス戦で歌うと、
それを思い出したラスボスが…という悲しい物語なんです。
物語を進めていくうちに、そういうエピソードが断片的に出てきて、そこから連想していくと、
その歌が効くんじゃないかということになり、それでラスボスを倒せるんです。
ただ、直接的に「歌がラスボスに効くよ」みたいなことは言われないので、その発想がないとラスボスは倒せない。
ギーグの攻撃に耐えていると、後々「うたう」というコマンドが追加されるので、それを使って倒すという感じですね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/013adf47d570579f6e95cb81aec5d15b42502bd7
https://news.yahoo.co.jp/articles/013adf47d570579f6e95cb81aec5d15b42502bd7?page=2
https://news.yahoo.co.jp/articles/013adf47d570579f6e95cb81aec5d15b42502bd7?page=3
通常攻撃が出ればラッキー
ファミコン時代のFFとかロマサガとか女神転生とかのほうがキツい
FF3とか最終セーブポイントからラスボスまで着くのに
いくら自分のレベル高くても数時間かかるし
中ボスでメガンテ使うやつ
以外にギャグあるの?
そのさらわれた先で曾祖母が子守をしていたのが、ラスボスの子どものころなんです
ふざけんな!ネタバレすんなや!
レベル7でどうやってつくのか不思議だった
レベル30でも勝てない時があった
ねーわwレベルさえ上げれば100%勝てる
ドラクエでレベルMAXでも負ける可能性があるのはFCシドーのみ
移動がキツ過ぎて指が悲鳴を上げる
どんな強い敵もレベ上げすればボスすら雑魚になるんだよな
俺はサブクエ全部やりつつじっくりメインストーリーを進めていくタイプだけど
日本のRPGで苦戦をしたことがない
たぶん原作未読者では不可
見てても難しい
後ろ二人は基本防御ってのを知らなければ何度も全滅させられる
気を抜いてオート戦闘で全滅