【MLB】緊急降板の大谷翔平は右手と指のけいれん　４回無失点、５９球で緊急降板　ここ８試合で３度目のけいれん発生

デイリースポーツ
　エンゼルス・大谷翔平（提供・共同通信社）

　「エンゼルス－マリナーズ」（３日、アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手がマリナーズ戦に先発するも、４回で緊急降板した。球団は右手と指のけいれんと発表した。

【動画】初回から１００マイル連発の大谷　カットボールもキレッキレだったが

　初回から１００マイルを連発し、無死一、三塁のピンチをしのいだ大谷。マウンドを降りる際にはガッツポーズを見せるほど、立ち上がりから気迫を前面に出した投球を見せていた。

　二回、三回、四回と毎回走者を許しながらも、味方の好守に助けられながら無失点に封じた。ワイルドカードを争うマリナーズ４連戦の初戦のマウンド。負けられない戦いだけに、初回から珍しく１００マイルを連発するなど、出力を高めていたとみられる。

　その代償か、思わぬアクシデントでわずか５９球で降板。大谷は７月２７日・タイガースとのＷヘッダー第１試合でわずか１安打でメジャー初の完封勝利をマークしたが、直後の第２試合で腰のけいれんを訴えて途中交代した。

　さらに翌２８日のブルージェイズ戦では両ふくらはぎのけいれんで九回１死満塁の好機で代打を送られて交代した。ここ８試合で３度目のけいれんとなった大谷。前人未到の２年連続２桁勝利＆２桁本塁打は持ち越しとなった。

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